Global Door’s Keyhole- vol. 3
ロサンゼルスから米国マーケティングトレンドをお届け
アジアでは広く親しまれている海藻類。キムカーダシアンが美容の秘訣として紹介し、栄養豊富な海藻の魅力が世界に広まり注目が集まるように。米国の食系メディア「delish」は、2023年米国の食トレンドに「昆布」を紹介。慢性疾患に対する懸念が高まる米国では、栄養豊富である昆布をはじめとした海藻が、スーパーフードとして人気を博しています。特に健康志向の高いミレニアル世代や X 世代の間でトレンドになっています。また、気候意識の高まりの中、海藻の環境上の利点にも注目が集まっています。2022年、海藻は米国で最も急速に成長した水産養殖部門でした。(Panapesca USA調べ)
※Pinterestより
ホールフーズマーケットも海藻フードをピックアップ
海藻スナックの人気が急上昇!
米国大手のスーパーであるホールフーズマーケットは、2023年のトップ10フードトレンド予想の中に昆布をピックアップしました。麺類やチップス、魚類を含まないシーフードソースなど多様な用途で海藻が使用された食品の人気が高まっています。またPinterestの海藻に関連するワード検索も増加し、「海藻スナックレシピ」は245%の増加、「海苔レシピ」は60%増加しました。緑藻や海苔を使った食品や海藻スナックの人気が高まっています。
※ホールフーズマーケットWebサイトより
【アメリカSNS事情】
InstagramユーザーはZ世代とミレニアル世代が大半
1日あたりのInstagram閲覧時間の平均は約30分
Instagramの米国ユーザーは、25~34歳が全アクティブユーザーの約28%を占めています。続いて18~24歳のユーザーが約26%で、Z世代とミレニアル世代がユーザーの大半を占めています。(Statista調べ) また、男性ユーザーが43%であるのに対し、女性ユーザーは56%と男性よりもやや多めです。成人ユーザーは、1日約30分をInstagramに費やし、コンテンツを投稿して他のユーザーとコミュニケーションを取ったり、お気に入りのブランドや商品を検索したり、エンターテインメント性の高い面白いコンテンツを楽しんでいます。(OBERO調べ)
米国に向けてインスタグラムを通じて情報発信を行う際は、女性のZ世代やミレニアル世代に向けたコンテンツの作成を意識するとリーチが伸びそうです。
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