Global Door’s Keyhole- vol.4
ロサンゼルスから米国マーケティングトレンドをお届け!
米国の食系メディア「delish」は、2023年米国の食トレンドに「魚の缶詰」を紹介。この“缶詰ブーム”に火をつけたのは、Tiktokの動画から。クリエイター兼シェフの@alihookeが「#tinnedfishdate(魚の缶詰デートディナー)」で、魚の缶詰を綺麗にテーブルに並べた動画を投稿。同ハッシュタグは 7.7(百万)viewを記録しました。
すると、この投稿にフード系インフルエンサーやフォロワーが反応し、同様の「魚の缶詰ディナー」動画が相次いで投稿、拡散されました。2022年の米国における水産物缶詰の売上は 10%(27億ドル)急増しました(Euromonitor International調べ)。
※Tiktokより
あのパタゴニア(Patagonia)も参入!
手軽で栄養豊富な“hot girl food”として各メディアで紹介
複数のメディアで2021年頃から取り上げられている「魚の缶詰」は、オメガ3やカルシウムが豊富で手軽に食べられることから hot girl foodとして注目を集め、健康意識の高い若い女性を中心に人気が高まっています。
ファッションブランドとして有名なPatagoniaも魚の缶詰業界に参入しており、魚の缶詰市場の盛り上がりはまだ続きそうです。
※パタゴニアWebサイトより
【アメリカSNS事情】
Facebook、Instagramが根強い人気。
国別のTikTokユーザー数では米国が1位。
アメリカでのTikTokユーザー数は約1.4億(Datareportal調べ)で、Tiktokの国別利用者数では米国が1位です。約8千万の月間アクティブユーザーがいて、ユーザーは女性約60%、男性約40%。年代別では、16歳-24歳が60%、25歳-34歳は26%で、34歳までが8割以上。若年層の女性に情報発信したい商品、サービスの場合はTikTokが効果的かもしれません。
一方、アメリカ全体でみるとFacebookの利用率は約74%。Messenger、Instagramはそれぞれ約60%、Tiktokが約40%というデータが。米国内でSNSを使った情報発信を行う場合は、まずフェイスブックとインスタグラムを活用しながらメッセンジャー広告なども活用すると幅広い世代で認知獲得が狙えそうです。
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