3 どうしてマーケティングが必要なの?篇~「キングダム」で学ぶマーケティング~

マーケティング、デジタルマーケティングについて2回に渡りお伝えしてきましたが、今回はマーケティングの必要性について触れたいと思います。

そもそも、どうしてマーケティングが必要なの?

前回の記事の定義を再度思い出してください。

マーケティングは企業活動全般には関わってくるものであり、企業としてのゴールに対して、どのような戦略と戦術を練るかがマーケティングの本質である。

これに基づいて、進めていきたいと思います。



1. 狭義の必要性と実情

価格戦略に依存せず、自社商品の付加価値をアピール

潜在顧客にリーチできる

コスト削減につながる

などが、あげられますが、今回はもう少し広義の意味での必要性について触れていきます。

「マーケティングって必要ですか?」

とよく聞かれることがあります。特に中小企業の社長さんによくある質問です。

これに対する答えは、

「マーケティングしてない会社はないと思います。」

です。

というのも、中小企業の場合マーケティング部がない場合がほとんどなので、マーケティングを行ってないと、思われる方が多いのですが、そんなことはありません!

そんな企業でもすでにマーケティングは行われています。

とある、アパレルメーカー社長さんのお話。

うちは、客先も多くないし1社の大手のお客さんに支えられているんだ。これ以上客先が増えたところで、海外の工場も回らないし特にマーケティングは必要ないよ。

とおっしゃっていました。

しかし、実はこれも一種のマーケティングでカスタマーのエンゲージメントをあげていき、顧客との関係性を深く保つというリレーションシップマーケティングがしっかりと確率されているのです。

結果、効率よく利益を上げる体制が確立されています。

このように、マーケティングとは企業活動全般に関わる事なので、行われてない、ということはなく、意識的か無意識的かという問題になります。

意識的なマーケティングを行うことで、何が可能なのか?

もう少し、深堀していきましょう。

2. リスク管理

企業活動で一番になることは戦略と戦術の方向性が一致していないことです。

かの有名な森岡毅さんの著書
「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」

に記されているように、この相関図は非常に重要です。

この4つを「結果が良い」と思う順番に並べて見てください。

・・・

もっとも最悪なのがD:悪い戦略+良い戦術なのです。

悪い戦略を、間違った方向と考えた場合、良い戦術があるがゆえにどんどん悪い方向に進行してしまうのです。この場合、これらをたて直そうと思った場合、時すでに遅しで良い戦略+良い戦術を以てしても同じ時間でスタート地点に戻る事しかできません。

B:良い戦略+悪い戦術

この場合、方向性は間違っていないので、無駄になるのは時間とお金です。

C:悪い戦略+悪い戦術

どちらも悪いですが、悪い戦術のおかげで間違った方向へも大して進めない為、まだ取り返しが可能です。

そもそも、戦略のミスを戦術で補うことは不可能です。

こういった戦略と戦術の手法・手段を考えるのがマーケティングです。

マーケティングを行うことで、企業のリスク管理を行うことが出来ます。

3. 時間の有効性

マーケティングを行うことで、時間的効率を上げることが出来ます。

上記にあげたように、戦略と戦術が間違ってなければ必然的にゴールへはたどり着くでしょう。とくに、中小企業で社長が企業活動にも参加し、常に社内でコミュニケーションをとっている場合、さほど戦略を間違うことはありません。しかし、多くの部署や社員が存在する場合、各部署の戦術をいかに把握し管理するかが非常に重要です。

経営が安定していて新たなビジネスもうまく行ってるからマーケティングは必要ない。当然、それに越したことはないのですが、そのビジネス本来半分の時間が出来たかもしれませんよ?

それを可能にするのがマーケティングなのです。

成功を収めている企業こそ、マーケティングによる時間の有効性は大きな効果を産みだします。

4. 無意識のマーケティングと意識的マーケティング

そもそも、マーケティングの始まりは1900年代のアメリカ、フォード社とされていて、日本では1957年に公益社団法人日本マーケティング協会が創立されています。時代の変化を経て、1.0から4.0へと変わっています。

しかし、以前の記事でも散々取り上げたようにキングダムの時代でもマーケティングは行われていたと私は考えます。

組織がゴールに向かって何かを考え行う時、必然的にマーケティングは発生しているのです。ただ、それをより具体的に計画的に具現化してきたのがマーケティング活動といえるのではないでしょうか。

マーケティングと称さずその活動を行っている会社は多く存在します、しかし意識的に行うことの違いは時間の経過とともに大きな差となって表れるでしょう。

世に言う天才は、スポーツでもビジネスでも感覚的に成功を収めることが出来ます。彼、彼女たちは無意識のうちにマーケティングを行っているのです。

誰しもがマーケティングを理解し実践することで成功に近づける、ゴールに早く近づける。それが、マーケティング活動を行うことの一番の必要性であると言えるでしょう。

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